接種後に原因不明の全身の痛みやしびれなどが報告されている子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)で副作用について身近に相談や診療が受けられる51の協力医療機関を34都道県で選定したと厚生労働省が発表しました。
上記リンク先にて施設名や窓口となる診療科、連絡先が公表されています。今後、追加の施設があれば随時更新されていくそうです。20日現在で未公表の府県は栃木、石川、静岡、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、広島、徳島、福岡。
まだ報告はないものの、栃木、石川、静岡、京都、鳥取、広島、徳島、福岡の8府県からは、具体的な医療機関名が示され、報告の手続きを行っているとの連絡を受けているそうです。
厚生労働省によると、これまで国内で同ワクチンを接種した人は約340万人で、製薬企業や医療機関から接種後の副反応報告があったのは3月末時点で2475例。このうち、617例が重篤とされています。「子宮頸がん予防ワクチンを接種した後に、気になる症状が出たときは、まずは接種医療機関など、地域の医療機関にかかっていただくようお願いいたします。」と厚生労働省のホームページには記載されていますが、より詳細な情報等が必要な方はご参考になさって下さい。
コメントをお書きください