患者に施術をしたように装って、療養費を不正受給したとして、大阪府警黒山署は31日、詐欺の疑いで、同府大阪狭山市の「狭山ニュータウン鍼灸整骨院」の元経営者浜田敦(はまだあつし)容疑者(67)=和歌山市=を逮捕した。
浜田容疑者は柔道整復師で、過去に大阪府などで複数の整骨院を経営。府は7月、架空請求や水増し請求を繰り返し、計約1千万円を不正受給していたとして、浜田容疑者に保険医療の取り扱い中止命令を出した。
同署は同様の手口で不正受給を繰り返していたとみて、保険請求の実態を調べる。
逮捕容疑は2009年、患者に施術したように装い、療養費として全国健康保険協会(協会けんぽ)から約7万円を振り込ませ、だまし取った疑い。
という記事がでておりました。
近畿厚生局 平成25年7月19日付け処分では71万5887円の不当請求額となっていますが、「複数の整骨院を経営」となっているので全部合わせると一千万ほどになったんでしょうか。
詐欺の疑いで逮捕ということで、金額が大きいからかよっぽど悪質だったか。裁判までいくのかは分かりませんが、近畿厚生局の処分対象になっているのは平成20年(2008)のことで「柔道整復師としての受領委任の取扱い」を同年8月末で辞退しているにも関わらず記事では2009年(平成21年)の件で逮捕容疑となっています。
経営者としては裏で引き続き悪さしていたのかもしれませんね。
これがどの程度の抑止力になるかは分かりませんが、粛々と進めていって頂きたい。
氷山の一角でしかないのだから。
コメントをお書きください