10月28日花王株式会社感性科学研究所は、体臭の成分の一つであるヘキサン酸について、約400種存在するヒトの嗅覚受容体の中から、ヘキサン酸に応答する嗅覚受容体を5つ特定することに成功し、さらに約140種類の香料成分の中から、受容体の活性化を抑制する作用のある成分を見出し、これらの香料とヘキサン酸を同時に嗅ぐことで、ヘキサン酸特有の嫌なにおいが抑えられることを確認したと発表しました。
約140種類の香料成分の中から、フローラルの香りの、「フロルヒドラール」「ブルゲオナール」「イソシクロシトラール」をそれぞれ同時に加えると、ヘキサン酸によって活性化が認められた5つの嗅覚受容体のうち4つの受容体の活性化が50%以下に抑えられることが分かり、この成果を生かして体臭を選択的に抑える消臭剤やデオドラントの開発を行っていく予定。
特定の臭いを別の臭いで抑制するっていうのは発想は、シンプルだが科学的に解明するのは大変そうですね。
どういった商品が開発されるのかはまだわからないようですが、ちょっと注目したいニュースでした。
臭いと言えば、すごい量の香水をつけておられる方が時々おられますが、自分の臭いはいい臭いかお気に入りの臭いなんでしょうから全く問題ないのでしょうが、周りの人たちがどう感じるかは気にしないんですかね?あの感覚がよく分かりません。
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