髪の毛よりも細い直径
鍼はどうしても「怖い」「痛い」というイメージがあります。ただ食わず嫌いはよくありませんので客観的な情報をお伝えしておこうと思います(けっして無理強いするものではありませんが)。
TVなどでも話題になった2005年岡野工業とテルモにより共同開発された通称「痛くない注射針」。その直径は0.20mmです。現在はさらに細い注射針が開発されているようですが、それでも直径0.18mm。
では鍼灸用の鍼はどの程度の太さなのか。もっともベーシックなサイズは通称「寸6、3番」という長さ5cm,直径0.20mmのものです。現在発売されている最も細い鍼の直径は0.10mmです。
「痛くない注射針」と較べてもそれほど変わらない太さですね。ものによっては細いぐらいです。
鍼を打つ場所や打つ深さ、術者の技量など様々な要素がありますが、こういった正確な情報が鍼灸に対しての「心の壁」をひとつでも低く出来たら幸いです。
ちなみに、やまもと鍼灸院で使用している鍼はセイリン社の日本国内で生産された使い捨てのステンレス鍼です。主に使っているのは赤色の0.16mmのものです。
簡単ですが、ご紹介させて頂きます。
<当院で使用している主な鍼の太さ>
緑:太さ0.12mm
赤:太さ0.16mm
青:太さ0.20mm
紫:太さ0.25mm
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